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初めての観能マニュアル
TEXT:新城 健一 2004.04.24
TOPICS

チケットを買う
当日に注意すること
舞台の始まり
終演後の楽しみ
その後の楽しみ


【チケットを買う】

▼チケットの買い方

能は、「能楽堂(のうがくどう)」という場所で見られます。

切符は、能楽堂の切符売り場や、電話注文が可能です。

オンライン注文は、主催者によって可能な場合もあります。

能を観るための一問一答(Q&A)」にある「いつ、どこで観られるの?」「切符の注文方法や値段はいくらくらいなの?」をご参照ください。


▼座席について

座席には、「正面(しょうめん)」「脇正面(わきしょうめん)」「中正面(なかしょうめん)」という3種類の座席があります。
国立能楽堂 座席表』に、図があります。


座席の値段は、この3種類ごとに設定されています。

一番高いのは、「正面」です。(写真で青い座席)
ここは、舞台を真正面から観ることのできる座席です。


次に、「脇正面」です。(写真で赤い座席)
ここは、舞台を真横から観ることのできる座席です。
「脇正面」の端には、能楽師(役者など)が登場する「橋掛かり(はしがかり)」という通路があります。橋掛かりそばの席に座ると、能楽師を間近で見ることができるでしょう。

ただし、役者は、正面方向を向いて演ずることが多いので、迫力に欠ける場合があります。
最もリーズナブルな席が「中正面」です。(写真で緑の座席)
ここは、「正面」と「脇正面」の間にある、舞台を斜めの位置から観ることのできる座席です。ただし、舞台左手前にある柱の影になってしまい、若干、舞台上が見えづらくなります。何度も足を運ぶ「通」な方が好まれる席のようにも思えます。


▼買うときの注意点

「正面」の席であっても、「中正面」寄りの席の場合、やはり柱が邪魔で舞台上が見えづらくなる場合があります。ご注意ください。

コンサートホールなどでは、舞台に近い座席ほど高く、遠いほど安くなります。しかし、能楽堂の場合、舞台に近い座席も、舞台から遠い座席も値段に違いはありません。映画館と同じようなものです。

次のページでは「当日に注意すること」をまとめています。>>